こないだちょろっと書いたが、「張飛の野望」というゲーム(フリーソフト)がなかなかおもしろい。20作目まであるという息の長いゲームだが、個人的には3幕の長江水中戦と仙術を使って(要するに雲から雲へ渡りながら)許昌まで行く4幕が好きだ(なお、三国志を知らなくても全く心配する必要はない)。
この設定自体で非常にアヤシゲな印象を受けると思うのだが、それだけなら大したことはない。その真骨頂は、細かな演出に尽きると言える。例えば長江戦では周瑜の潜水艦(笑)に魚雷をかますのだが、その時ダメージを受けた彼の声がとにかく笑える。また仙術のについては、雲から落ちた後の演出が最高だ。だって、水中でゴボゴボゴボ…ですよ!!しかも律儀に(?)水の中でもジタバタし続けてるしwあのシーンはとても文章で説明できるおもしろさではないので、ぜひ一回やってもらいたいものである。ついでに言えば、タイトル画面で流れる曲(?)の「ぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃーぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃ」も最高。これにジタバタ張飛さんとやる気のない眼鏡官吏(?)をドッキングされたら、そりゃ鬼に金棒ですがな。
数も多いので全部を勧めはしないが、とりあえず3幕と4幕だけはやってほしいものだ。そして、この比類なき笑いを皆さんと共有したいと思う。