ゴルゴンゾーラ×ハチミツ>魔法の白い粉

疑り深いヤツになっちゃったのは~週刊誌のせいじゃないお前のせいでしょ~♪でも、真実を知ることが、全てじゃな~い♪

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高校英語と「文型」の学習

以前高校世界史と地図について書いた。今回は高校英語について少し述べてみたい。 高校英語と一口に言っても色々あるが、最初に習う「文型」(SVOとかSVCってやつ)についてイヤーな記憶を持っている人も多いのではないか(あるいは全く忘れてしまったか)?俺に…

いい加減疲れた…

やっと仕事が山場を越えた。明日は久しぶりに丸一日休みなので、どっか遠くへ逝きたいものだ。イマはそれしか書く気がおきね…

『人間失格』とカイジ:利根川節炸裂

さて前回、常識とそれに支配される人々、そして常識の歴史性について触れた。とはいえ、このまま『人間失格』について述べれば完全に主人公の立場で論じているように思われる危険性を感じる。それはまた非常にウザイことなので、カイジの中でも特に有名な利…

社会的規範、狂気、歴史性:『人間失格』へ向けて

私は常識や規範そのものを嫌っているのではない。その拠って立つところを考えず、平気でそれを人に押し付ける人間を憎むのである。 フーコーは、『狂気の歴史』の中で経験やイマージュそのものが狂気ではなく、それを「非理性的」「非論理的」に解釈する異様…

「世間」という名の「宗教」

「世間」もまた「宗教」である。

本の整理、芥川、羊山公園

徹マンで遅くまで寝ていたため変な時間に更新、と。 今日は一日中本の整理をしていた。本棚にうまくスペースを作ったり押入れの中に入れたりしつつだいぶ片付けたが、それでもまだ3割くらいの本が置きっぱなしになっている。というかこれ以上は本棚に入らな…

分析と解釈:深読みを避けるために

以前「作品、作者、そして自分との向き合い方」で誤読について触れたが、作者の意図を正確に理解するという観点から見れば深読みもまた誤読の一種であると言える。 とは言っても、「作者の意図した範囲でしかその作品を考えるべきではない」と主張しているわ…

一面的な認識、「わからない」

ややまとまりのあるフラグメントについて

ひぐらし、若草物語

アニメ関連のこと。

政治のプロフェッショナルを選ぶ

選挙シーズンということで選挙ネタを書くことにする。 政治家が「不満があるなら自分が政治をやるべきだ」というのを耳にしたことがある。なるほど好き勝手にさえずる大衆を見ていたら、そのように言いたくなることもあるかもしれない。あるいはまた、大衆に…

覚書

覚書の必要性について

混沌の渦 弐

第二段。書籍に関するメモ書きが姿を消し、全て覚書で構成されている。 「平凡で価値が無い」何を当たり前のこと言ってんのか。個人などいなくても世界は回る。あるのは生きたいという願望だけだ。そうであるに違いない、は往々にして「そうである」と同じも…

混沌の渦 壱

寄せ集め第一弾w

名著

名著を読むことによって、そこで扱われた問題を自分が解決できた気になることがある。しかし多くの場合、それは解決できたのではなく単に脇を通り抜けただけに過ぎない。

きづきあきら『モン・スール』:父親の扱いについて

モン・スールは家族、恋愛、少女の成長など様々な話題を扱った作品であるが、それに関連して気になったのが父親の扱いである。作中において、父親には全く救いが提示されていない。これが計算づくなのか偶然なのか判断しがたいが、非常に興味深い特徴である…

知識と法則性

知識が足し算であるとすれば、法則はかけ算である。 例えば法則は、足しただけでは二桁にも満たない個々の事実を容易に四桁、五桁、場合によってはあらゆるものに共通する性質にまで昇華するのである。 しかし、もしその法則が誤っていれば、蓄積した事実の…

「情念」:はじめの一歩、演出、少女小説

繰り返し述べてきた「情念」という視点によると、例えば「はじめの一歩」への思い入れなども容易に理解できる(千堂vs一歩や間柴vs木村を始めとして、いかに多くの人々の「情念」によってこの作品が成り立っていることか!)。 ただし前にも述べたとおり、生々…

唾棄すべき思想

規律化、虚ろな枠組み

狂気と「情念」

私が狂気を求めたのは、「普通」、すなわち虚ろな社会的規範に支配された意識への懐疑や侮蔑という理由があったからだと前に述べた(世界への敵意:病的な完璧主義と滅びの希求。それが後に無関心と「嘲笑主義」へ繋がった。なお、今日では前提を失った言葉は…

職場が変われば人も変わる

最近仕事しかしてない気がする。もしこれが前の職場だったら、早くも年度の始めで嫌気がさしていただろう。 だけど今の職場では、仕事が楽しいと感じている。多分これは、今の職場が水にあっていて、さらに「~をやれば…になる」という先の流れが見えるよう…

雑感:満員電車、片手運転、『人間失格』

昨日は仕事が長引いて終電になり、寿司詰め状態の中を帰った。前にも書いたが、そういう環境に身を置いてみると、おかしな(さらに言えば「狂った」)人間が出てくるのは至極当然のことであると感じる(不快に感じる境界線は国々や個々人で違っているとは言え、…