ゴルゴンゾーラ×ハチミツ>魔法の白い粉

疑り深いヤツになっちゃったのは~週刊誌のせいじゃないお前のせいでしょ~♪でも、真実を知ることが、全てじゃな~い♪

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

更新される信長像:あるいは私たちの虚像はどのようにして作られるか

うーむ、なるほど。要するに織田信長は「室町時代という旧秩序が崩壊した後に出てきた戦国時代を終わらせた英雄」として旧秩序の破壊者&新秩序の創設者としてイノベーターのような評価を後世にされた結果、その虚像を元が膨らんで信長の行動=旧秩序の破壊…

ドイツ旅行 二日目:ホーエンツォレルン城内見学ツアー

さあ満を持して城内見学に向いますかね!え、中世の話はどうしたんだって??だから今は書く時間がねーのでございますよ。まあ今はホイジンガ―Z先生のご加護を待つしかないね(゚∀゚)アヒャ ちなみに時間設定はこげな感じでした。 ちゅうことで城内の色々な写真を…

日本版「中世の秋」?:将軍、「下剋上」、正当性概念

時間がないのでドイツ旅行の記事ばかり書いてたら、自分自身が真っ先に飽きてきた(笑)ので少し違う話題をば。 日本の歴史について、最近はいわゆる「憲政の常道」に興味があると書いたことがあるが、これはあの大戦に到った背景を考えるにあたって、たとえば…

ドイツ旅行 二日目:ホーエンツォレルン城内見学ツアー前

地下室と教会を探索(ベヨネッタ並感)したところで、中庭に戻る。 大砲や見張り台(?)、時計などを一通り見たら、そろそろ見学時間のようなんで入口に向かうことに。

ドイツ旅行 二日目:ホーエンツォレルン城地下室

さて、城内のガイドが始まる前に、地下の方も見ておこう。 いわゆる「白い婦人」の肖像。この女性を見ると死期が近いとして怖がられていたそうだが、元々は、中世で戦時の際に補給物資などを外から届けていた人が、その起源ではないかと言われているそうな。…

ドイツ旅行 二日目:ホーエンツォレルン城内部

ホーエンツォレルン城は、中庭から教会や地下など無料で行ける空間と、ガイドによって案内される有料の空間がある。 無料空間は例えばこんな感じ。 食器類や、 城主の頭像が展示されていたりする。それにしても、英語やドイツ語のような言葉だと名前ウス、エ…

ドイツ旅行 二日目:南部ドイツの幻想郷 続

道を進むと、先ほどの騎士像が真横に見えるところに出た。新築と明らかにわかる部分が現実を意識させる部分もあるとはいえ、濃霧によって作り出された山中異界で、やはりその威容は見る者を圧倒する。 このような周囲の自然が下界との隔絶に一役買っている…

ドイツ旅行 二日目:南部ドイツの幻想郷

濃霧の中を先に進むと、騎士像を伴った城門が見えた。その先には、うっすらと内城がその姿を主張している。 晴天の際に見れば、おそらく美麗であるとは感じても、神秘的という印象は抱かなかっただろう。その理由は、今も使用されるがゆえにメンテナンスも…

ドイツ旅行 二日目:霧のホーエンツォレルン城に到達す

霧に包まれたバス停を見れば、山に登るとどんな状態なのかは予想がついたが、果たしてそこには濃霧と巨大な城が待ち受けていた。 城内見学ツアーがセットになっている券を買い、先に進む。 現在のホーエンツォレルン城は19世紀に建てられたものであるため、…

ドイツ旅行 二日目:ヘッヒンゲンに着くと、そこは濃霧だった

ヘッヒンゲン?どこやねんそれ??ですよねー(苦笑)というぐらいには一般的にマイナーな町であろうヘッヒンゲンに到着しましたよと。 シュツッツガルトから無事電車に乗れた後は安心して車中で仮眠を取る(と言っても写真の履歴を見る限りちょいちょい景色を…

ドイツ旅行 二日目:魅惑のシュツッツガルト

ふぅ、なんかこういう飯食ってると、あんまし海外に来たって感じしねーなー・・・ あ、どうもムッカーです。 ハイデルベルクから数分レベルでの乗り継ぎでヘッヒンゲンまで到達できるからもう勝利確定・・・そんなことを考えていた時期が自分にもありました…

ドイツ旅行 二日目:ハイデルベルクを発つ

度重なるトランジット、ケルン大聖堂の訪問、荷物のロスト、ハイデルベルク城への感動etc...と初日から濃厚な(濃厚過ぎる)体験をしたが、いよいよここから大移動ということで早朝から駅に向かった。 昨日の雨もあってまだ曇り空だが、それでもうっすらと光が…

ドイツ旅行 初日の終わり:ホテルでやることと言えば

お風呂?ご飯??それとも・・・たわし!!?いやいやいや、やっぱ洗濯でしょ(・∀・)! 一体いつから、無事ホテルに辿り着いたら後は休むだけだと錯覚していた?着替えを盗まれたワイには1に洗濯2に洗濯、3がなくて4も洗濯なのだよYESYESYESYESYES!!!! …

ドイツ旅行 初日編:ハイデルベルク旧市街からホテルへ

哲学者の道から旧市街へ戻り、飯処と服屋(!?)を求めてぶらぶら歩く。 ここはいい・・・ハイデルベルク城でも十分すぎるほど感銘を受けたのだけれど、旧市街も実に風情があることだ。 そして入った店がこちら。 インテリアも含め、雰囲気のあるお店でとって…

ドイツ旅行 初日編:ハイデルベルク旧市街

というわけで久々のドイツ旅行の記事でございます。しかしこれまで結構書いてきたのに、未だ初日のハイデルベルクすら終わってないなんて、この長くて印象的な旅の記録はいつ書き終わるんでしょうなあw まあともあれ、だ。 哲学者の道を上ってたら雨が降り…

街のサンドイッチマン:それが象徴する時代

といってもお笑い芸人の話ではなく、昭和28年の歌である。 私がこの歌に出会ったのは家がカラオケセットを買った小学4年の時だが、子どもながらに「なぜこういう存在をテーマにしたのだろう?」と不思議に思ったものだ(この他「百万本のバラ」などもそれに…

熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』:障害の「発見」・「健康」という名の強迫観念・少子化の必然

前回が珠玉のASMRという予定にないテーマだったので、しばらくアドホックな記事を上げてってもいいかなあと思っていたが、前々回の入試現代文の話でノイズ排除に触れたのも踏まえると、それらを貫く話題にした方がおもしろいかな、ということで『健康的で清…