ゴルゴンゾーラ×ハチミツ>魔法の白い粉

疑り深いヤツになっちゃったのは~週刊誌のせいじゃないお前のせいでしょ~♪でも、真実を知ることが、全てじゃな~い♪

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ旅行 六日目:聖人たちの肖像

ミュンヘンのアルテ・ピナコテークには様々な傑作が展示されているけれども、そのうちの一つは間違いなくデューラーの通称「四使徒」だろう。 これはキリスト教の4人の使徒、すなわち左から順にヨハネ、ペテロ、マルコ、パウロを描いているのだが、ヨハネが…

ひぐらしのなく頃に 業:第24話の感想と「ひぐらし 卒」の展開予測

やっと・・・やっと「ひぐらし業」を見終わったぜ。まあHGW(引きこもりゴールデンウィーク)初日としては、順当な「残務処理」ってやつですかねえ( ̄▽ ̄) はい、というわけで「ひぐらしのなく頃に 業」の最終話レビューでございます。まあ言うても、7月には…

一年間

一体何やってたんですかね? としか言いようがない今日この頃。

ドイツ旅行 六日目:貴人や名士たちの肖像

前回が市井の人々の姿を取り上げたので、今回は貴人や名士たちの肖像を取り上げてみたい。 最初は、ルイ15世の愛妾として、政治にも大きな影響を及ぼしたポンパドゥール夫人(ブーシェ作)。以前にも触れたが、奥には書物が陳列されているのが垣間見え、また彼…

ドイツ旅行 六日目:感情豊かな市井の人々

やはりルネサンス期で農民を描いた芸術家といえばブリューゲル師匠だよなあ・・・ というわけで、アルテ・ピナコテークには教科書的にも有名なブリューゲルの絵も複数展示されているが、それ以外にも市井の人々を描いた様々な作品が展示されていてなかなか…

ドイツ旅行 六日目:アルテ・ピナコテークの聖母子像

日本にいると「ゴッホ展」や「ムンク展」といった形でしか作品をみることが難しいため、似たような題材を描いた作品を実見して比較対象する機会というのはなかなかない(以前取り上げたので言えば、「Becoming Munch」の話が関連する)。 しかし、こういった場…

ドイツ旅行 六日目:アルテ・ピナコテーク見学

ミュンヘン駅から歩くこと約40分でアルテ・ピナコテーク(近世絵画を主に展示する美術館)に到着した。 外観はおおよそこんな感じ。 時間はあまり残されてないので、早速入館。 アルテ・ノイエ・モダン3館の共通券を所望したら、受付の人が何かゴニョゴニョ言…

wandering - wondering

今私は東京都小平市駅前にいる。 ここを訪れたのは、およそ20年前所沢に住んでいた時、小平駅前はビルの全くない非常に独特の景色をしていたことが印象に残っており、いずれその様子を実際に歩いて確かめたいと思っていたからだ(余談だが、拝島線への乗り換…

アガサ=クリスティ『五匹の子豚』:歴史と価値観を巡る寓話

あるものに関するデータの集積と精緻な分析はモノを知る上で必要不可欠な参照項である一方、それと向き合って複雑怪奇な現実を理解しようとする人間は稀である。そして寓話が必要とされるのは、そのような実態ゆえではないだろうかと思う。 このブログでも、…

「陰謀論」の歴史と背景:『魔女に与える鉄槌』・『シオンの議定書』

地獄への道は、善意で敷き詰められている 前回の読書会では『全体主義の起源』を取り扱ったが、その背景の一つは、今日陰謀論が猖獗を極めるようになった(より正確に言えば、分断で歯止めがきかなくなった結果、一つの潮流として無視できないレベルにまで成…

ウマい話に乗ってみる

「なあ、100年後ヒマ?空いてたら宇宙行こーぜ」って・・・何だこのリアルボーボボみてーなセリフを吐く女子は((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル??? てな感じで稀代のファンタジスタ、ゴールドシップの存在を認知したのがおよそ二週間前(ちなみに見た目的にはド…

チューニング

しばらく文章を書かないと、味付けの仕方を忘れてしまうものらしい。 ちょっとずつチューニングしていかねばな・・・

推し×推し=∞

「推し」というものを一言で説明すれば、「魂の唄」である(大げさ)。とするなら、推しと推しのコラボは魂の共鳴として、視聴者の存在を浄化せしめるのに十分であると言えよう(ちなみに2020年から見るようになったVtuberはこの記事やあの記事で紹介した通り)…

ドイツ旅行 六日目:アルテ・ピナコテークへの道

「これは、パルテノン神殿ですか?」 「いいえ。ただのイミテーションですよ。」 と松井さん的なやり取り(今の子たちってこのネタわかるのかしらん?)を脳内でやりつつ、ミュンヘン駅の北東にあるアルテ・ピナコテークへの道を進む。 天井を支える部分に目…

なぜ銅の剣までしか売らないんですか?:自由意思、アーキテクチャー、共生の作法

「なぜ銅の剣までしか売らないんですか?」の動画もいよいよ最終回。最初こそ、RPGあるあるへの風刺と思わせたその物語は、その実共生や自由意思、アーキテクチャーといった大きなテーマを扱うmythだと知って私は非常に感銘を受けた(あるいは斎藤幸平の『人…

一体いつから、アライグマが見た目通り人間にとって癒しとなる存在だと錯覚していた??

一体いつから、見た目が可愛ければ飼育もできるものだと錯覚していた・・・?というわけで、「アライグマを飼うとどうなるか?」に関する動画である。 このブログでは分断の加速化と他者へのレッテル貼りについて繰り返し批判的に書いてきたが、「レッテル…