ゴルゴンゾーラ×ハチミツ>魔法の白い粉

疑り深いヤツになっちゃったのは~週刊誌のせいじゃないお前のせいでしょ~♪でも、真実を知ることが、全てじゃな~い♪

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

灰羽連盟覚書2:ヤンキー灰羽、則天去私、罪憑き

「灰羽連盟覚書1」において次のように書いた。すなわち、第一話を見て灰羽連盟の実存が「青臭い」「宗教的」といった理由付けで敬遠されなかった要因が第一話の演出の仕方でわかった、と。 最初に述べておくが、「灰羽連盟における『実存』の鋭さ」のような…

秦野ダンジョン巡り

もう2年近く前のこと。荒崎海岸や江ノ島といった海、あるいは長瀞のような川ばかりに行っていたので、たまには山にでも登ろうかと思い苦労せず登れる山を探したら、高尾山と秦野の弘法山を見つけ、後者に遠征してみることにした。小田急線に揺られること約…

monomanische Fragmente

先日「同性愛への嫌悪?~マン・ヘイティング~」の記事に対して「ていうかここまで妄想できるってことは…気持ち悪い」というコメントをいただいた。全くのところ同感である。遅くとも高校時代以来、自分を「普通」だとも「まとも」だとも見倣わしたことは一…

偶像崇拝

単なる図像と見倣わしていたものより、突如アウラを感じるようになつた。艶めかしき女人には幾度となく出会うてきたが、かやうに魅了されしことがかつてあつただらうか。この喩えがたき感情をあだなる方法で解消せんとするは容易なるが、そは一時の慰めにす…

unskilled writers

二週間ほど前に「プロフェッショナルといふもの」を書いた。その目的は、友人のブログで「『プロフェッショナル』の定義に対する一考察」という記事を読み、考え方についてはうなずけるところが多々あり、一方論じ方についてはやや問題があることを示すため…

灰羽連盟覚書1

「灰羽連盟覚書0:気付き」でも記しておいたように、これより灰羽連盟を見なおした際の覚書を載せていく。なお、前掲の記事で述べたことだが、設定や背景などディテールに対する眼差しを意図的に捨て、初見で灰羽を見るとどのような印象が得られるかに重点…

灰羽連盟覚書0:気付き

「灰羽連盟:舞台設定、偶然性、実存」、「灰羽連盟:労働、記憶喪失、実存」の二つで、実存を根幹とする灰羽連盟(以下「灰羽」)が「宗教的」であるとか「青臭い」ものとして敬遠されなかった理由について考察した。さらに、後者の元となった草稿をも紹介し…

フラグメント104:二項思考、リアリティ

今回のフラグメントは、表題の通り二項思考とリアリティが中心となっている。前者の二項思考は、しばしば問題にしてきた二項対立の問題と近い。具体的には勧善懲悪や真―偽、境界線の曖昧さやラべリングの問題などで、そういう思考によって見失われるもの(の…

烈海王=

つーか何で今まで気づかんかったんや・・・

光速を超えた時

ほいじゃあ気を取り直して同窓会の話を、ってできるか~い! 遠大な計画(大げさ)の始めで誤爆なんて、100キロハイキングの一歩目で足をくじいた気分やわ~。 おらもうヤル気が失せただよ。再びその気になるまで計画は塩漬けすることにしますた。 さて、ち…

誤爆速報

はいまたもや誤爆きました~。前の使えない記事を「下書き」に格下げしたばっかだったんで、新しい方の日程をいじるのを忘れておったorz 今の気分は な感じ。 あ~あ、またやっちゃったよと天を仰ぎつつ、恥ずかしさのあまり頭頂は禿げあがって髪は白髪にな…

年末遊戯:同窓会

忠臣蔵を見てあれこれ考えた後、バイトから帰った従弟とともに、街に行く時によく使う道をたどってケンシロウの家に向かう。合流後、(確か車で)清水バイパスの会場へ移動。 そこで久しぶりに小学時代の同級生の女子と再会。来るメンツは三人と聞いてたんで、…

プロフェッショナルといふもの

友人のブログで「プロフェッショナルの定義に関する一考察」という記事を読み、うなずくところが多かったのでそれについて書こうと思う。 まずはイチローと松本人志のプロフェッショナル観についてだが、「プロフェッショナルとは何か?」を聞かれ、前者は「…

灰羽連盟:生活、求道、宗教

灰羽連盟(例によって以下「灰羽」)の記事もこれで五つ目か。そろそろ方向性を変えて・・・などとあれこれ戦略を練っているうちに11月にアップする記事の内容・配列が決定。考えてみれば7月以降は、沖縄旅行の記事以外せいぜい週単位でしか予定を立てない…

灰羽連盟:はじまりの欠片

「灰羽連盟:世界に拓かれた実存」で草稿を掲載していくと話したが、それとの量的・質的落差を提示する目的で一番最初の覚書を載せておきたい。説明がよくわからない部分は多いと思うが、リンクを張っておくのでまあそれを参考にしてくださいということで(適…

灰羽連盟:世界に拓かれた実存

「灰羽連盟:舞台設定、偶然性、実存」と「同:労働、記憶喪失、実存」において、灰羽連盟で根幹をなすテーマが「宗教的」だとか「青臭い」として敬遠されなかった要因を分析した。ごくごく簡単に言えば、それは(1)特定の世界観を押し付けられている感じが…

灰羽連盟:労働、記憶喪失、実存

ここでは「灰羽連盟:舞台設定、偶然性、実存」の続きとして、灰羽連盟(以下「灰羽」)において中心をなす実存に関する描写が違和感なく受け入れられた要因について述べていくが、その前に前回の要約を簡単にしておこう。前回、私はwonderingの歌詞や修道院を…

灰羽連盟:舞台設定、偶然性、実存

灰羽連盟(以下「灰羽」と表記)の話を最後に書いたのは約3年前の「灰羽連盟と『説明不足』」になる。そこでは灰羽を題材にして「説明不足」という批判の成立要件を論じ、灰羽に関しては世界設定などを描くのはかえって逆効果であると結論づけた(さらにそこか…

慌ただしい

金曜朝に帰省して飲み次の日は朝から結婚式があって三次会にて11時過ぎまで旧友と飲みその後は他のヤツと車で熊本港へ行き日曜の昼に戻ってきてそのまま仕事・・・そして今日気管支炎がぶり返しまちた。