
5月初旬だというのに、降りしきる氷雨が体温を奪っていく。


瀟洒な建物についても、見学する余裕はなく、ただ写真を撮って記録に残すので精いっぱいだ。


見た目からわかる通り、往時を模して作った新しい建物の中に旧い建物が散在しているのだが、それは二度の大戦で度重なる空襲(合計で70回以上!)を受けた傷痕である。ここにおいて、アウクスブルクの町並の特徴を改めて思い出した。


ここまで綺麗に古風な建物があると、何だか映画のロケにでも紛れ込んだような気分になるわ・・・
ともあれ、感慨に浸ってると死亡遊戯なので、目的地に向かって歩き続けることにする。