2006-11-06から1日間の記事一覧
ここでは、前回の記事を補足する形で書いていこうと思う。 (「お供え物」、「ご利益」について) まず始めに。「お供え物」や「ご利益」の話をわざわざしたのは、『拝啓マッカーサー元帥殿』の著者が表面的なことしか見ていないと感じたからだ。というのも、…
私は他人との話し方に迷ったら、ほとんどの場合敬語を使う。ただ、やはりというかそういう話し方は相手に距離を感じさせるらしい。なるほど今までの経験による限り、「タメ語」を織り交ぜるのが好まれるようだ。だとすると、私との比較に過ぎないのは確かだ…
『拝啓マッカーサー元帥様』(岩波現代文庫)の第七章「感謝の贈物」では、様々な人が果物、ステッキ、着物など実に様々なものを手紙とともに送っていることが述べられている。そこでふと疑問に思ったのは、 当時の経済事情は厳しかっただろうに、何でこの人た…