
回顧だらけの旅路を経てようやく一時過ぎに長瀞駅到着。
もちろん長瀞の石畳の行き方はバッチリ覚えている。
しかし、遊びのない旅はつまらんし、さあどうしようか。
まあ考えるのがメンドクサイので駅から見えるでっかい
鳥居の方へふらふらと歩きだした。
こうして何があるのかわからん方へ突き進んでいくだけで
実に心が躍るのお♪たどり着いた先は神社…まあそりゃそうか。
その時は改修工事でもしているらしく仮殿が設置されておったが、
木に囲まれた本殿の方がやはりずっと雰囲気が出ていて中尊寺
に行ったときのことを思い出した。
とりあえず満足したので駅に戻る。途中で資料館とやらへの
道があったのでふらふらと足を踏み入れる。そこから資料館
をスルーして畑⇒路地を歩く。それにしてもこの狭い道は
逗子を思い出すなあ。
さて竹林やらローカルな店などを見やりつつ駅へ戻り、そのまま
石畳の方へ。実は長瀞ライン下りにも興味があったが、とりあえず
この前のルートを歩きながら決めることにした。
みやげ物屋を先に尻目に進んでいくと眼前に広がるは懐かしい景色。

それにしても滔々と流れているなあ。「瀞」の名前がこれほど相応しい
情景など他にあるだろうか。最初はちょこちょこ人がいたが、なに先へ
進めば誰もいなくなることは前回で経験済みだ。



とまあ前回のように上からの景色を楽しんでいたが、
ちょっと新しいものを求めてみようと思い下のほうへ降りた。
するとここにはまた別の美しさが広がっていた。


あぐらをかいて静かな水の流れをしばらく見続ける。もっと
先まで進まなければならないということで、後ろ髪を引かれ
つつ上に戻った。




この辺りまで来ると川の流れがそれなりに激しくなって
音もすごいのだが、それが先ほどの静謐さといい具合に
コントラストをなしている。まあこれは前回も言ったことだけど。

そこから林道へ入ったところで、電車の中で考えていた
かりんネタのオチを思いついた。つくづく自分の脳の構造がわからん。
さて、やがては前回の終着地点であった陸橋にたどり着くだろう。
そこでどうするか考えることにしよう…