「~は俺の嫁」という文言(「愛情表現」という名の妄言w)は世にいくらでも見られる(見られた)が、一方で「~は俺の息子」とか「俺の娘」といった物言いは管見の限り皆無なのは一体どういうわけか?「おそ松さん」の押し松などを女性が「うちの子」とかいったりするわけだから、あってもおかしくねーと思うんだけどなー・・・
なんてことを最近疑問に思ったりするムッカーであります。ちなみに「コップ頭」というのはこないだ人に勧めてもらったcupheadのことなわけだが、いやーもう完全にどハマり厨ですわ。アクションゲーム・シューティングゲームということでマリオ的なものを想像し、ザコ敵が沢山登場してトラップをかわしてギミックを上手く駆使しながらステージクリアを目指すのがメインかと思っていたら・・・ボス戦が中心なのね。難易度はsimpleとregularの二つが選べて、一つは易しいがミッションクリアにはならない(がステージを先に進められる)もの、もう一つは難しいがミッションクリアになるものである。まだプレイ途中ではあるが、このさじ加減が絶妙で、それほどアクション・シューティングが得意ではない自分でもsimpleならパターンを学習すればそこまで苦労せず倒せるレベルになっている。しかしregularとなると(ボスにもよるが)なかなか大変・・・という具合で、先に進めないことでストレスに苛まれることはないが(言い換えれば途中で投げ出したくならない程度の絶妙なレベルに調整してある)、さりとてきちんとゲームをクリアしようと思えば、それなりに戦略を考えねばならない仕様となっている(ついでに言うとボスを倒した後で所要時間や残りライフなどでランキングが出るため、クリアしたものについてもいくらでもやり込める)。
一部では「マゾゲー」とか言われているようだが、ことほどさようにむしろゲームバランスは極めてよい作品だと思う。しかしそれだけなら、これほど話題になっただろうか?と考えてみるに、人気の主なポイントの一つはボス戦を中心にしたことではないだろうか(海外プレイヤーを含めたレビューをつぶさに見たわけではないが)。というのも、まず大きいのは、ボス戦メインなことでステージが小刻みになっており、忙しい中でも「今日はとにかくこいつをぶっ倒す!」的なプレイがやりやすい。これなら20~30分でも十分楽しめるわけで、時間のない社会人にも優しい設計となっている(ついでに言うなら、ノスタルジックな絵柄が年齢層高めの顧客=仕事してればそれなりに忙しいも取り込もうという意図であるならば、この仕様はかなり戦略的なものではないかと推測する)。さらに言えば、ボスをメインに打ち出したことにより、このゲーム独特のレトロ&かわいらしいキャラ設計を最大限に生かせたのではないかと思う。これはキャラクターコンテンツの展開という意味でも有利な要素となりうるのではないだろうか(ちなみに、かわいらしい絵柄は、ギャンブルに負けて魂を取られる代わりに他の負債者の魂を回収していくという闇金ウシジマくん的・カイジ的ストーリーをおとぎ話風にマイルド化するとともに、ボスをメコメコに攻撃して罪悪感に苛まれたり、あるいはボスから強烈な攻撃を受けイラついて狂戦士化したりすることを未然に防ぐ効果を果たしているように思える、というのは考え過ぎだろうか)。
ちなみに俺はというと、ステージクリアした時のcupheadのドヤ顔がかわいすぎて、なんか息子の成長を見守る父親的な視点になっとります(*´ω`*)あとボス戦で半ズボンを上にグイグイ押し上げる動作とかあまりにめんこいので意識がアッチ側に逝きかけたことを告白せねばなるまいひて(゚∀゚)アヒャ

まあプレイしてるのは俺自身だし、もう余裕で100回以上消し炭になってるんで愛でるも何もないんですがねw
というわけで、しばらくは負債集めとDevil討伐に専念することになりそうですわい。